トミンサーキットのタイムアップの考察

 え〜と、実はまだ書き途中で、もっと走らせ方の具体例とか書こうと準備しているんですが、
ちょっと時間が無くて、段階的にアップしていきたいと思います。なので、ちょっと物足りないと
か思われるかもしれませんが、もちょっとお待ち下さい。

最初に

 え〜となんでこんなおこがましいことを書くことにしたかと言うとですね〜。何人かの方から(と
いっても、数えてみたら5人だった)トミンのタイムアップの推移、タイム別のポイント等の一覧表
みたいのを作ってみれば見るよ的なメールを頂きまして、その方たち曰く、ボクのように他のサ
ーキット走ったことも無く、かといって峠もほとんど走ったことがなく、バイク暦が長いわけでもな
く、梨塾の常連でもないヤツが一応、27秒台に入れているのは珍しいらしく、ボクにわりかし近
いバイク乗りの皆さん(最近になって大型とって、SSかったけど、峠じゃあぶねーし、全開にで
きないので、自走でトミンに最近通い始めた系の人たち)のなんとなく、指標にしやすいというご
要望をいただきまして、書くことにした次第です。

 単なる自慢話なんじゃねぇの?とか、誰もテメ〜の思い出に興味ねぇよというご意見は重々
承知しておりまして、そういったことに対して反論も何もないわけで、書くことにも躊躇があった
わけなんですが、そう思われる方はこの場でブラウザを閉じていただきまして、見なければい
いだけの話なので、せっかく頂いたご要望に応えようと思ってキーボードをたたいた次第です。

 と、言い訳はこんなもんでいいか・・つーわけで、見たい人だけ見ていただきまして、ただ、こ
この内容をマネして何かあっても、全く責任とれず、自己責任でお願いするのは言うまでもない
ので、くれぐれもそこんとこよろしくです。


緒言

 まず初めに伝えておきたいのはトミンでタイムアップ(26秒以上はわかりませんが)する上で必
要なことは『速さを知ることです』。・・・・・え〜と、コレだけだとさっぱり分かりませんね、ようする
に特別なテクニック、操作法、小技などの諸々の上級者がやっていることは必要ありませんと
いう事です。

 そう、かつてモーフィアスがネオにのたまったように

 『速く動こうとするな、速いことを知れ』

 ということがそのままトミンにも当てはまります。んで、理由を書くとシンプルなんですが、今の
バイクやタイヤはハンパない高性能に造られています。でも、大抵のヒトはそれに気付きつつ
も(多分、アマチュアライダーのヒトで俺はSSの限界性能を引き出して走っていると感じている
ヒトはいないと思う)、実践で試せずにいます。バイクとタイヤの限界はもっともっと先にあるの
にライダー側が『これ以上はヤバイ』とか『マジにコケそう』と感じてしまい、タイムアップを阻ん
でいると考えます。よって、ライダー側の認識を、『あ、ココまでイケるんだ』という感じに引き上
げることでバイクとタイヤが勝手にタイムを引き上げてくれるというのがボクの持論です。
 よって以下は上記のライダー側の認識を引き上げる練習方法や対策をメインに記述します。

 ※注
 バイクとタイヤの限界は非常に高いですが、それを見誤ると非常に危険です。ちょっとずつ試
しましょう。間違っても、オレのマシンはスゲ〜からスロットル全開でコーナー曲がれるぜ!とか
は思ってはいけません、物事には限度がありますので、ほどほどに。上級者の走りを真似るの
も真似るヒトのレベルを選びましょう。あまりに自分と差があるヒト(例えばセミプロクラス)の走り
をいきなり真似るのは超絶アブナイです。自分よりちょこっと上のヒトを選びましょう。


マシンセレクト編

 ここ見てる人のほとんどはもう何かしらのマシンを購入している人たちだろうけど、最近乗換
えを考えてるだとか、リターンしようとしている人たち用に一応書いときます。

 トミンを走る上で基本的にこれではタイム向上は狙えないというバイクは、アメリカンやビック
スクーター以外にはほとんどありません。でも、タイムを出しやすいとか維持費や必要となるア
フターパーツなどの出費を考えると、お得と思われるのはやっぱりSS(それもスリッパークラッ
チ付き)です。理由としては、ほとんどタイヤ替えるのみで26秒台も狙えて、性能的に問題なし
で(これは自分の言い訳をなくして、練習に打ち込む上で結構重要)、比較的パーツや情報も
豊富(周りに同じバイクで速い人が多い)ためです。そのなかでも、オススメは750。リッター
クラスだと正直、本当のサーキットビギナーはトミンではかなり怖い思いをすると思うし、後述す
る最初の登竜門である『まずは全開』を行うにも、かなり難しいと思います。600も良いとは思
いますけど、土日のトミンなどは大渋滞するので、そういった場合、コーナーで失速するのもし
ばしばです。前走者をストレートで抜くにもコーナーで失速した状態(狭いので一緒に失速して
しまう)で抜くにはトミンのストレートは短すぎるので、ある程度の中速がある750がオススメで
す。スリッパークラッチは最近のSSは標準装備ですが、あればあったで練習行程を1個省け
るのであったほうがいいです。ネイキットも基本的には問題無いです。ボクの師匠などはX−4
で27秒台に入っており、Z1000に代表されるようなSS系ネイキット以外に超絶重いリッター
ネイキットでも、かなりのタイムを狙えます。ただ、基本的にバンク角不足のマシンがほとんど
でサーキットを走るとステップはおろかマフラーまで擦ってしまう可能性が高いので、そこらへん
はアフターパーツを入れることが、安全に走る上でも必須になってしまいます。まーでも、最初
に戻りますが、基本的にマシンのカテゴリーやエンジンレイアウト、排気量はトミンではあまり影
響をうけないので、自分の好みのバイクで構わないとは思います。


タイヤセレクト編

 こちらはマシンセレクトよりはるかに重要です。可能な限り転倒リスクを下げつつ、タイヤアッ
プできる(成長できる)タイミングで銘柄を変更するタイヤ選びが求められます。
 まず、通い始める上でセミハイグリレベル(例:ディアブロコルサ、パイロットパワー、M3、
BT016、BT002STなど)のタイヤに履き替えることをオススメします。たぶん、グリップ的には2
9秒台までであれば、普通のツーリングタイヤで出ると思われますが、サーキットに通い始めの
段階ではそういったことよりも、なにより、走っていて怖くない、安心感が大事だと考えますの
で、セミハイグリに変えといたほうが良いです。でも、グリップ力はあればいいというわけではあ
りません。まれに通い始めの段階からハイグリップを履いている人がいますが、あまりオススメ
しません。正直29秒台まではセミハイグリのグリップで十分ですし、ハイグリは消耗も温度依
存も激しいので、お財布にも悪いです。また、セミハイグリで29秒前半、できれば28秒中盤く
らいまで頑張れば、立ち上がりの荷重の掛け方や丁寧な操作などが身につきやすく、その後、
ハイグリに変えた後、飛躍的にタイムを縮めることができます。
 ただ、28秒前半クラスの人がセミハイグリで27秒台を狙うとなると、乗っているマシンにもよ
りますが、かなりリスキーです。そのレベルにいる人ならタイヤを変えたほうが遥かにタイムを
更新しやすいので、ハイグリに変えたほうが良いと思われます。タイム帯に適したタイムを履く
ことがリスクも少なく、タイムアップしやすく走るポイントだと思います。

 つづきまして、タイム別のポイントを書いてみたいと思います。


〜30秒台編

 30秒台までならある程度サーキットに慣れてくれば、結構出せる人が多いと思います。もし
出せない人がいれば、目線を遠くにもって行く、今までより少し大きくスロットルを開けてみる、
少し強くブレーキをかけてみることをやってみて下さい。ブレーキングポイント、アクセル開ける
ポイントはかえないで大丈夫、操作を気持ち大きくしてみるだけで結構違うと思います。
 また、自分よりちょっと速い人についていくだけでも、『あ、ここまでいけるんだ』と感じ、自然と
上記のような操作ができるようになると思われます。まだ、ヒザを摺ったことが無い人は、この
あたりで摺れるようになってきます。

29秒台編

 トミンでは30秒をきれるかどうかが最初の壁とと言われてます、ただ、最近はマシンやタイヤ
の進化で少し壁が29秒台に動いている気もしますので、そういった方は29秒後半くらいでこ
の壁を感じると思います。29秒台を安定して出すポイントは、『しっかり2つのストレートで全開
にする』です。おそらく、ここにいる人たちの多くがそれなりに開けているという感触があると思
いますが、もっと開けます。しっかりスロットルが「カチッ」というまで開けます。しっかり開けるこ
とで、自然ともっと強くブレーキも掛けることができるようになります。多分、今までよりも車速が
伸びるので、怖くなってガツンとかけられるんだと思われます。だんだん、全開の操作に慣れて
きて、スムーズに走れるようになってきたところで、大体29秒前半がでると思います。
 なお、リッターバイクに乗っている人は結構苦労すると思います。フロントアップしまくりで、怖
さ100倍って感じです。フロントアップ対策はあるにはあるのですが、あんまり効かないし、リス
クもあるので気をつけて練習しましょう。結局は慣れです。

フロントアップ対策
・リアイニシャルを掛ける。
・しっかり伏せる。
・コーナリングスピードを上げる(あまりオススメしません。28秒以上の人推奨)
・若干バンクしながら立ち上がる(全くオススメしません。27秒台以上の人推奨)


28秒台編

 30秒台の壁よりかなり薄く感じると思います。29秒前半くらいでハイグリに変えた人は多
分、何もしないでも28秒台には入ると思われ、ひょっとすると28秒前半まではいけるかもしれ
ません。これはハイグリに変えたことで向き変えが早くなり、アクセルオンのタイミングが早まる
からです。でも、オススメは28秒後半まではセミハイグリで頑張ることです。そのほうが28秒
台のあとに控える今までで最大の壁を壊しやすいと思われます。
 セミハイグリで安定して28秒台を出すポイントは、とにかくガッツリブレーキを掛けることで
す。ただ、最初は危ないのでバイクが起きた状態で試した方がよいです。スリッパークラッチが
入ってないバイクだと、後輪がホッピングすると思います。ある意味、これが指標です。続い
て、このブレーキングになれたら今度はブレーキを若干早めにリリースしてコーナリングスピー
ドを上げてみましょう。すると、コーナリングにいっぱいいっぱいになってパーシャルを当てる区
間が少なくなります。これにより、コーナリング中の失速による速度調整が減って向き変えが早
くなり、今までよりマシンを起こしてコーナーを脱出することができる様になります。ここまで出
来るようになったら、またガッツリブレーキをやってみましょう。すると、今度は、コーナー手前で
止まり過ぎてしまい、今までのコーナリングスピードで回るためには、もっと奥まで突っ込む(ブ
レーキを掛け始める位置を奥にする)必要が出てくるはずです。これにより、突っ込みも旋回も
鋭くなります。この練習のキモは、自分の限界を上げる際に、複数個所を同時にトライせず、
一箇所を集中して練習し、慣れる事で、『減速しすぎてる』、『コーナリングスピードが落ちすぎ
てる』と自分で認識することです。なかなか28秒台に入らない人は、これを繰り返してみましょ
う。少しずつですが、タイムは縮んでくると思われます。
 ここまでくれば、速い人なら28秒中盤くらいが出ているかもしれません。ついにハイグリを入
れるときです。ハイグリを入れると、今までより圧倒的に安心感が出ます。さらに向き変えも早
くなり、アクセルオンのタイミングでしっかりバイクが起きるようになるでしょう。これで28秒前
半、人によってはひょっとしたら27秒台に入るでしょう。でも、スリッパークラッチの入ってない
人は別の問題も同時に出てきます。これは今までより激しくなったブレーキ時の後輪のホッピ
ングです。これは半クラで対応するか、スリッパークラッチを導入するしかないです。半クラは
最初は慣れないと思いますが、練習しましょう。レバーを引きすぎないのがコツです。なお、セミ
ハイグリではどうしても28秒台には入れず、なんとなくモチベーションも下がってきたという人
は迷わずハイグリを入れましょう。程度はともかくタイムアップはできますので、飽きてしまうよ
りは100万倍マシです。


27秒台後半編

 この辺から、ボクの記述もかなり怪しくなってきます。だんだん、抽象的な精神論に近くなって
きます。なんせ、この扉を開いたのはついこの間なので、あんまり自信がないのです。トミンに
良く来る人も27秒台の扉を開けるのに苦労する人が非常に多いです。ボクもそのうちの一人
でした。28秒前半が出ている人であれば、侵入も立ち上がりも結構頑張っているという感覚を
持っている人がほとんどだと思いますが、27秒台へ入るにはもっとがんばる必要があります。

 ポイントは脱出と進入、コーナリングです。(要するに全部なんですが・・優先順位は左の順で
す。)

 脱出については、アクセルを開けるポイントではなく、アクセル全開にするポイントを手前にし
ていきます。立ち上がり時に如何に向きが変わってバイクが起きているかが重要になってきま
す。コーナリングスピードを犠牲にしてでも、向き変えを優先した方が、タイムが出やすいの
で、その点を意識して練習しましょう。
 続いて進入は今までよりブレーキを強く、かつコーナーの奥までかなり引きずっていくようにし
ます。特に1コーナー。こうすることで全開区間をより長く取れるようになります。28秒の人は比
較的、直線区間で減速を終らせている人が多い(ボクもそうでした)ので、これもやってみると
『あ、ここまで引きずってもイケるんだ』という部分が出てくると思われます。
 ただし、どちらもハイサイド、スリップダウンの可能性を高める走り方なので、他に方法を見
つけられたらそっちがいいと思います。ここから先は、あまりタイヤをケチらない方がいいで
す。
 あと、引き続き、28秒台の練習方法を繰り返すのも有効です。


27秒台中盤編

 後半のときよりも、もっと早くスロットルを全開にします。ブレーキングも妥協せず、しっかりフ
ロントを沈めて出来る限り旋回しやすくし、コーナリングスピードを上げます。曲げるためにハ
ードブレーキングする感じです。「ぎぇぇぇ・・・」って感じで旋回します。ここら辺から一気に体力
の消耗が激しくなります。覚悟しましょう。
 また、こっから先は、なんとなく的なモチベーションで走っているとタイムが出なくなります。テ
ンション上げて走りましょう。コケ覚悟とイケイケテンションがキモです。


27秒台前半編

 ボクは27秒3がベストなので、書けるアドバイスもここが限界です。感触としては、27秒中盤
よりもさらに1コーナーのブレーキとコーナリングスピードを上げる感じです。ブレーキはかなり
強く掛けたまま、奥まで侵入していきます。背中がサワサワする感じです。目線も大事、出口か
ら目線を外すと途端にラインが膨らむってくらいの勢いで旋回します。ただ、特別なテクニック
は必要ないので、とにかくブレーキ、コーナリング、立ち上がりの一連の動作の精度を上げて
いく感じです。


26秒台へ

 ここからはボクは出したことがないので想像によりますが、多分、全体的にもっと突っ込み、
もっと早く開けること、さらに旋回もアウト側にぶっ飛んでいく車体を目線でなんとか呼び戻す的
な走り方で、この領域に到達できるのだと思います。僕の感触ではコケル気覚悟(10回中9回
コケルくらい)で突っ込めば、10回中1、2回は出せそうな気がします。


お詫びと訂正

 え〜と、上にも書きましたが、実はまだ書き途中で、もっと走らせ方の具体例とか書こうと準
備しているんですが、ちょっと時間が無くて、段階的にアップしていきたいと思います。
 あと、内容については勝手に修正して、『え、そんなこと書いたっけ?』的な感じで、変化する
こともあるので、前言ってたことと違うじゃね〜か、というのも出てくるので、その点、今から謝っ
ておきますので、よろしくです。

とりあえず、おしまい

 
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